秀さんの進歩研究会 報告(3)

◆ほめてやらねば人は動かじ

 1)個人作業 : 自分が子供の時にほめられたことを思い出して、書いてください。
 2)グループ作業 : スカウト(子供)をほめた経験とその結果を話し合って発表してください。

  ⇒作業した結果の気づき

    ・人は、ほめられるとニコニコする♪
    ・そして、ほめられると、自ら次も頑張るようになる!
    ・また、その行動は周りの他の人にも良い影響を与える。


15NJでも、隊長が大きな声で「おい!早くしろ!」と怒鳴っている隊を見かけました。
しかし、いくら怒ってもスカウトの動きは良くなりませんよね。(笑)


ボーイスカウトは個性尊重教育!

 ・ボーイスカウトがまだ少年団と呼ばれた時代のてふてふ調で書かれた本を、川上副コミが詰まりながら読んでくれました♪

 
大皿、小皿、サイダーのビンがあって、そこにジョロで水をかけて、大皿に一番水がよく入るから、大皿が一番だというような馬鹿げた教育・評価をしてはいないか?

サイダービンには、漏斗を使い、小皿にはそれに合った入れ方で水を入れれば良い。
それぞれに特有の用途があり、どれが一番というものではない。
ただ、それに合った教育をしてやれば、みんな生きる。

  ⇒少年団の昔からボーイスカウトは個性尊重教育を目指してきたのです。
   進歩がみんな一緒でなくても良いではありませんか、一人一人のスカウトの個性に合った教育を心がけてください。

●読み書きそろばん(勉強) : 学校 フォーマル教育

●箸の持ち方(しつけ) : 家庭 インフォーマル教育
●あいさつ(コミュニケーション) 地域 ノンフォーマル教育⇒ボーイスカウト

ちかいは厳守! おきては努力目標!と心得よ。
  ⇒スカウトの制服姿を見るとそこの隊長の姿勢が良くわかるそうです。♪(気をつけましょう)
    努力目標と聞いて安心したのは私だけ?

●一方的に教え込む教育 = teaching

●個性を引き出して教える教育 = education


さて、どっちがスカウト教育でしょう?

  ⇒スカウト教育は、一人のスカウトのために
    成人として情熱と理念をもって
    ひとりひとりの個性にあった教育を心がけること


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  魔法の呪文は 「ありがとう♪」