[BS]ボーイ隊の活動報告

2月5日は、秘密基地作りをしました。
秘密基地は、本当は昨年の2月と3月の活動で完成するはずでした。
しかし、3月に東日本大震災が発生し、余震が頻繁に続いた為、スカウトの森に近づくことをしばらく控えることになって、秘密基地作りの活動はそのまま休止になってしまいました。

今年こそは、ぜひ完成させたいということで、再度、秘密基地作りをやることになりました。


班長は、1年ぶりの秘密基地が、どんな状態になっているかが気になり、みんながくる前に、森に入り確認していました。
1年間、雨や風にさらされ、太陽に照らされた竹は、所々、弱くなっていました。
イーグル班が竹を割って並べてひもであみこんだ床は、乗ったら何カ所か穴があきました。
また、骨組みのひもも、ゆるんでいました。


班ごとに集まって、現状をみながら、今日の作業を決めていきます。

イーグル班は、ゆるんだ太い竹の骨組みをしばり直すことと、壁になる3つの側面を細い竹でうめつくす為、細い竹をたくさんとってくることを決めました。

タイガー班は、縦の骨組みを頑丈にする為に、横に竹を渡して補強する本数を増やすことに決めました。


各班とも、竹をとりにいく人や、竹を麻ひもでしばっていく人など、役割分担をしてから始めました。



イーグル班は、巨大立ちかまどのような太い骨組みを、班長がしばりなおしている間に、他の班員達は、細い竹をとりにいっていました。
しばらく細い竹を集めて、1つの側面を覆ってみましたが、20本くらい必要です。
入口にする1面を除いても、壁になる3つの側面を竹でうめつくすには、60本くらい必要なことがわかりました。
頑丈さを優先に考えた計画でしたが、作り上げる時間のことも考えて、計画を変更することにしました。

側面部分の太い竹に、細い竹でクロスの骨組みをたし、そこに笹の葉のたくさんついている枝を結びつけ、側面を覆っていくやり方に変更です。

イーグル班のメンバーは、クロスの骨組みを作りながら、「ローマ戦車の時に習った結び方が、秘密基地作りに役立っているね。結び方を習っておいてよかったね。」と話しながら、作業を進めていました。



タイガー班は、竹を横に麻ひもで結んでいく作業に一生懸命です。
先輩スカウトが、後輩スカウトに麻ひもの結び方を教えながら進めています。

横に渡した竹が3段目になると肩より高い位置になり、腕をずっとあげながらの作業なので、腕と肩と首が痛くなったようです。
でも、協力しながら頑張ったかいがあって、頑丈になりました。


今日は、3時間の活動だったので、ここまでで終了です。
2回目の秘密基地作りは3月11日の予定です。
完成するといいですね!


by 父母のM